エコー

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読み

えこー

意味

エコー検査(超音波検査, Ultrasound)は、超音波を利用して体内の臓器や血流をリアルタイムで観察する検査です。超音波プローブ(探触子)を体表に当て、反射波を画像化します。

特徴と用途

  • 放射線を使用しないため安全性が高い(妊婦や小児にも適用可)
  • リアルタイムで観察可能(心臓の動きや血流など)
  • 痛みがなく、非侵襲的

主な種類

  1. 腹部エコー(肝臓・胆のう・膵臓・腎臓などの評価)
  2. 心エコー(心臓の構造・機能・血流を評価)
  3. 頸動脈エコー(動脈硬化の診断)
  4. 乳腺エコー(乳がんのスクリーニング)
  5. 甲状腺エコー(甲状腺疾患の評価)
  6. 産婦人科エコー(胎児の成長や子宮・卵巣の検査)

注意点

  • 検査部位によっては食事制限や排尿調整が必要(例:腹部エコーは絶食、膀胱エコーは尿をためる)
  • 骨や空気が多い部位(肺・消化管)は観察しにくい
  • 操作や解釈には専門技術が必要

エコー検査は、安全で手軽に体内の状態を評価できる重要な画像診断法です。

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